インサイドフックターン

ターンとフェイント(初歩)


インサイドフックターンはドリブルの時などにボールの進行方向に足を入れて、急激に方向転換するターンです。

練習すれば簡単にできますし、試合でも使いやすいテクニックです。


インサイドフック
  • 少し強めにボールを前に動かす(ドリブル)
  • ボールに向かって走る
  • ボールの横(少し後方)に軸足を踏み込み、ボールの前に蹴り足を出し、インフロント(足の内側のつま先寄り)でボールを「ザクッ」と切るようにタッチして方向を変える
  • ボールにタッチした足をそのまま地面について踏ん張る
    (このとき、体がボールの行った方を向くように腰を入れる)
  • 方向が変わったボールの方に素早く移動し、ボールを自分がコントロールできるところに置く

練習方法
  • 最初はボールなしで形を覚える
  • リズムよくできるようになったら、ボールを使って練習
  • ボールを使ってできるようになったら、ディフェンスをつけて練習
    (ディフェンスは少し動くだけでボールを取りに行かない)
  • 左右の足で練習しましょう
    利き足でない方は、あまり上手くできなくてもいいので繰り返してやることが大事です

指導のポイント
  • ボールをディフェンスから遠ざけるようにコントロールする
    (ドリブルの時、子供は前に行きたがりますが、ボールの方向を変えてもディフェンスにボールが近づくと、足が届くので成功しません)
  • ターンするまで視線と体は進行方向を向く

悪い例
  • ボールが遠くに飛んでいってしまう
     ボールを蹴るのではなく、下に足を滑り込ませるようにタッチすること(ザクッと)
  • 斜め前にボールの方向を変える
     ディフェンスの足に当たりやすい(止められやすい)
     真横か少し斜め後ろくらに動かす気持ちでやること

2009/12/19