マルセイユルーレット

ターンとフェイント(初歩)


マルセイユルーレットは回転しながらボールを動かすフェイントです。

ジダンが得意としていたので、フェイントの名前に出身地のマルセイユがつきました。

このフェイントも練習すれば、簡単にできるようになります。


マルセイユルーレット
  • 少し強めにボールを出す(ドリブル)
  • 横向きになりながら、ボールの進行方向の足裏でボールを止める
  • 進行方向に背中を向ける様に回りながら、ピョンと跳んでボールの上の足をボールの前におろす
  • 続いて後ろ側の足裏でボールを後ろに少し動かす
  • ボールを動かした足を地面に付き、さらに回転しながら反対の足でボールをコントロールする

練習方法
  • 1つ1つの動きを確かめながら形を覚えましょう
  • 1人でできるようになったら、ディフェンスをつけて練習
    (ディフェンスは少し動くだけでボールを取りに行かない)
  • 左右の足で練習しましょう
    利き足でない方は、あまり上手くできなくてもいいので繰り返してやることが大事です

指導のポイント
  • 90度、90度、残りに分けて動作を覚えると簡単です
    最初の90度の動き:
     少し強めに出したボールを横向きになって前側の足裏で止め、ピョンと前に跳んで前側の足を地面に付き、後ろ側の足裏でボールをさわる
    次の90度の動き:
     後ろ側の足裏でボールを引っ張りながら回転する
    最後の動き:
     ボールを動かした足を地面に付き、回りながら反対の足でボールをコントロール

悪い例
  • 勢いがつきすぎてボールが上手くコントロールできない
    最初にしっかり横向きになっていないと、次の動きで回転する量が増え足裏でボールを動かしたときにボールが体から離れてしまいます
  • 凄く早く回る
    最初に横向きでボールを止めるときに動きも一瞬止めたほうが、フェイントとして成功しやすいです
    最初から、いかにも「回りますよ」という動きにならないように気をつけましょう

2009/12/19