トラップ(グラウンダー)


トラップはボールを止める技術です。
正確なトラップができないと良いキックにつながりませんし、すぐにボールをとられてしまいます。 トラップはキックと違い、必ず次の動作に移らなければならないので、正確にできるように練習しましょう。
まずは、グラウンダー(ゴロ)のボールのトラップを練習しましょう。

トラップ
  • インサイドキックと同じようなフォームで、力を抜いて足を出す


  • ボールを当てる場所は土踏まず辺り

練習方法
  • インサイドキックのパス練習のときにトラップを練習する
  • 子供の上達に合わせてパスを出す強さを調整しましょう
     (上手くなってきたら強めのパスを出すようにしましょう)

指導のポイント
  • ボールを当てる場所は土踏まず辺り
     - 土踏まずよりもつま先寄りだと、ボールの勢いが押さえられます
     - 土踏まずよりかかと寄りだと、強くボールが跳ね返ってしまします
  • 上手くできるようになるまでは、足下にピッタリ止めるようにしましょう
  • ある程度できるようになったら、できるだけ足下ではなく次のキックがしやすいところに止めるようにしましょう
     (一歩踏み込んだら、ボールがキックできるのが目安です)

悪い例
  • ボールの正面に動かず、足だけを出して止める
      ボディバランスが崩れます、バランスは常に中心におくこと
  • 足を上げすぎて空振りする
      ほとんどの場合、足に力が入りすぎています
      (慣れてくれば空振りは自然と減るので、最初はあまり気にしなくても良いと
      思いますが、足に力を入れすぎないように)
  • ボールがコントロールできない
      - 足がボールに対して垂直に出ていない
      - 足に力が入りすぎている
  • 足裏でトラップする
      足裏トラップもテクニック的には使うことがありますが、初歩段階ではインサイドで
      トラップする癖をつけておいた方が良いと思います。
      足裏トラップのデメリット:
       - いつも同じ場所に止まるので相手にボールを狙われやすい(後の項で説明)
       - 足の裏が地面から遠いので、次の動きに移るのが遅くなる


2009/10/20