アウトサイドキック


アウトサイドキックは足の甲の外側を使って蹴るキックです。

アウトサイドキックはトリッキーなキックのようですが、ちょっと練習すればできる技術ですし、試合の中でも結構使えます。
  • ゴール前で角度のないところから素早く正確に蹴りたいとき
  • ディフェンスが近くにいてインサイドのパスコースが切られているとき
  • キーパーと一対一で裏をかくとき

繰り返し練習しておけば自然にできるようになります。


アウトサイドキック1
  • ボールは正面よりも蹴る足寄りに置く
  • ボールの横に軸足を踏み込む(インサイドキックと同じ感じで、インサイドキックの時よりもボールから少し離れたところに踏み込む)

アウトサイドキック2
  • 蹴り足の足裏が軸足につきそうになるくらい外向きに膝を曲げる
    (膝がボールの上に来るように心がける)

アウトサイドキック3
  • 足の甲の真ん中(インステップよりやや外側)でボールをバシっと蹴る

練習方法
  • 子供と正対して、5mくらい離れ、アウトサイドキックでパス練習
  • 上手くなってきたら逆足(利き足でない方の足)も練習しましょう

  • 指導のポイント
    • 蹴り足の膝がボールの上に来るフォームになっていることを確認しましょう
    • バシッとたたけているか、蹴ったときの音を聞きましょう
    • 体はボールを蹴る方向に対して横向き~斜めくらいになっているのが正しいです
    • ボールを蹴ると同時に体もその方向にもっていきましょう

    悪い例
    • バシッとたたけない
       → 膝が伸びてから当たっています
         蹴り足の膝がボールの上にいくように膝を曲げましょう
    • バックスピンがかかる
       → 体が残っている(後方に重心がある)ために足が下から入ります
         ボールを蹴るときに体ごと押し出しましょう
    2010/2/19